税理士は働きながら、1科目ずつ合格を目指せるイメージ。一方、公認会計士は一気に試験を受けなけらばならないために、範囲が広く仕事をしながら受験勉強するのは難しいのではないか。
税理士受験は資格条件が存在しているが、私は4年生大学の法学部を卒業しているため、スタートラインはクリア。であれば、税理士を目指す方が得策ではないかと考えていた。
しかし公認会計士は、受験資格はないという。難関国家資格なだけに驚いた。
そこで公認会計士試験について少し調べておこうと思い立ち、メモに残してみる。
次は公認会計士になるまでの流れ。試験と登録に分かれる。
試験は、年2回(5月下旬試験日2月上旬申込、12月試験日上旬8月下旬申込)の短答式試験にまずは合格しなければならない。晴れて合格すると、毎年8月にある論文式試験に進む。
科目は財務会計論(120分200点以下3科目は60分100点)、管理会計論、監査論、企業論であり、4科目の総合点数が7割を基準に合否が判定される。
論文式試験は、論述式であり相対的評価によって決まる。受験生の平均を少し上回る点数を取ればよい。
科目は、(財務、管理)会計学、監査論、企業法、租税法、選択科目(経営、経済、民法、統計学)の5科目。
注意すべきは1科目でも4割を下回ると、不合格になるため満遍なく得点することである。
合格者の平均年齢は、25歳前後!受験願書属性の5割弱は学生。3割は社会人という。
現在私の年齢は24歳のため、この事実は衝撃です。
試験に合格すると、2週間以内に監査法人の就職先を探す。入社時期は早くて12月。もしくは2月。
国内のシェア8割を誇るビッグ4が人気。
監査法人で補助業務を2年間積みながら、実務補習所に3年通う。また、年1回の実務補習修了試験に合格すると、公認会計士として登録することができる。
登録に必要な費用は15万円ほど。年会費の地域によるが同額程度。