簿記1.2級

収益の認識【簿記】vol.11

販売日基準 収益認識時の価額 益金不算入 販売日基準 1.通常:引渡した日/相手方が検収した日 2.請負収益:完成引渡基準/役務完了基準 3.委託販売:受託者が商品を販売した日 4.試用販売:相手方が購入の意思を表明した日 5.長期割賦販売:割賦金の割合に…

減価償却【簿記】vol.10

減価償却について ソフトウェアについて 研究開発費 ソフトウェア償却 減価償却について 減価償却する→有形・無形・生物 しない→土地・電話加入・美術品(事業の用に供していないもの・価値が減少しない) 【未届時の適用】 建物→定額のみ 有形→定率 無形→定…

アップストリーム・ダウンストリーム 連結会社間取引【簿記】vol.9

M&A(合併mergers&買収acqnisitions) 企業結合に関する会計基準 ダウン・ストリーム(親会社が子会社に商品・製品販売する) 合併財務諸表 M&A(合併mergers&買収acqnisitions) 組織変更:持分会社の種類 事業譲渡:当事者間で秘密保持契約を締結(譲渡…

税効果会計に係る会計基準と資産除去債務【簿記】vol.8

kouninnkaikeishi.hatenablog.jp 繰延税金資産 資産除去債務 減損損失の認識と測定 Q.期間損益を思考する今日の会計において、収支計算と損益計算との関わり合いから導かれる貸借対照表の内容とは。 A貸借対照表は未解決項目の残高表である。なぜなら期間損…

貸倒引当金とリース計算【簿記】vol.7

よく忘れたりあやふやになってしまう要点をまとめました。 ※「減損損失」は損金不算入のため 繰延税金資産|法人税等調整額 引当金 貸倒引当金 貸倒見積高 CF見積法 リース取引 オペレーションリース:通常の賃貸借取引に係る方法 ファイナンスリース:通常…

自己株式及び準備金の額の減少等に関する会計基準【簿記】vol.6

その他資本剰余金 自己株式処分差益は「その他資本剰余金」に計上する。 →払込資本の性格を有し、会社法において分配可能額を構成する。 資本金及び資本準備金の額の減少によって生じる剰余金は「その他資本剰余金」 Q.その他資本剰余金からの配当可能性の是…

簿記論問題を解くときの注意点 【簿記】永久保存版

私がうっかりミスをしたり、何の目的・どっちに仕訳けたらいいのか。と忘れてしまうような、細かな要点リストです。 順次追加予定です。 ・融資保証料:銀行から融資を受けるときに保証会社の保証を受けるために支払うもの。 ・棚卸減耗は仕入高で計上するか…

包括利益と連結キャッシュフロー計算書等【簿記】vol.5

包括利益計算書 目的 表示 連結キャッシュフロー計算書 営業活動によるキャッシュフロー 記載方法の適用 包括利益計算書 包括利益:純資産の変動額のうち、純資産に対する持分所有者との直接的なやり取りによらない部分 その他包括利益:包括利益のうち当期…

棚卸資産【簿記】vol.4

棚卸資産の処理についてみていこう。 積送諸掛費 棚卸資産の計上方法 理論 取得価額計算法 積送諸掛費 【仕切計算書】 1.3月分売上高(消費税込)500個 1,100,000 販売手数料330,000 発送運賃 55,000 385,000 2.貴社手…

金利スワップ【簿記】vol.3

①金利スワップ:異なる金利(固定と変動)のお金の交換 ②通貨スワップ:異なる通貨(米ドル建債務と円)のお金の交換 コール:買う権利 プット:売る権利 ①について変動金利のリスク解消が目的 契約時:デリバティブ取引により仕訳不要 利払時:例)変動金利…

財務諸表の安全性指標【簿記】vol.2

特定時点のストック数値に基づく静的な指標(安全性の評価基準) ⇓フロー数値に基づく指標 特定時点のストック数値に基づく静的な指標(安全性の評価基準) ・流動比率=流動資産/流動負債(100%を超える) ・当座比率=当座資産/流動負債 当座資産=…

有価証券【簿記】vol.1

『売買目的有価証券の評価方法とその理由を述べよ』 時価をもって貸借対照表価額とする。理由は、投資者にとって有益な情報は期末時点での時価に求められると考えるため。 『満期保有目的債権』 満期まで保有することによる約定利息及び元本の受取りを目的と…